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ドローン操縦士検定~1級・2級・3級の位置づけ

 

ドローン操縦士検定3級

 

ドローン操縦士検定3級では、ドローン操縦に関するゼロからの基礎知識を身につける。ドローンを購入しようと思っても、自分に適切なドローンを購入するためには、ある程度の知識を身につけておくことが大切だ。

 

ドローン操縦士検定3級では「ドローン操縦に関するさまざまな知識を理解した上で身につける」ことを重要視している。

 

国土交通省や外務省、警視庁等により、ドローンに関する法律や条例、規制などが、随時、各ホームページなどで告知されている。

とはいえ、それらを読んで、理解し、記憶するためには、それなりの前提知識を持ち、ある程度理解していることが必要不可欠である。

 

「ドローン操縦士検定3級・養成課程」授業動画では、それらを整理し、どういう順番で、どのように理解し、どう覚えていくのか?を効率的かつ、効果的に学習することができる。

検定対策のみならず、実際にドローンも操縦していく際にも、ずっとチェック・確認できるように考えられた対策講座の専用テキスト。

その専用テキストに、わかりやすい授業動画を見ながらどんどん書き込んでいくと、講座終了時には、自分だけのオリジナルテキストが完成する。

講座が終了して、検定に合格した後も、実際に自分でドローンを飛ばしたうえで、気づいたことをどんどん専用テキストに書き込んでいくことで、自分自身のオリジナルノートにもなる。

6冊の専用テキストに書き込みながら、授業動画で一通り3級検定対策セミナーの受講を終えたら、「3級検定試験」を自宅で受験する。テキスト等を見ないで、検定試験に臨む。

検定試験は記述式となっているので、解答用紙に解答を正確に記入する必要がある。

 

※漢字の誤り等は、減点ではなく不正解扱いとなりますので、あやふやな漢字はひらがなで記入するのも方法である。

 

※解答し終わったら、返信用封筒に最寄りの郵便局から「特定記録郵便」で事務局に送付。

 

※合否の結果は、約2週間ほどで郵送にて行われる。合格の場合は、合格証書が送られ、不合格の場合は、再テスト問題が送付される。(再テストは、2回まで可能)

 

 

ドローン操縦士検定2級

 

ドローン操縦士検定2級の合格は、国土交通省へ申請できるノウハウを身についている状態になっていることを目標としている。※1

 

ドローン操縦士検定2級では、3級で学んだ基礎知識をもとに、さまざまな具体的事例をもとに、しっかりと自分のものにする。

検定試験に関しても、3級と2級は内容は重複している部分もあるが、問題の性質は異なる。

ドローン操縦士検定3級では、知識そのものをストレートに問われるのに対し、ドローン操縦士検定2級では、具体的事例を複数取り上げることで、理解を深め、当該事項に関してより明確なイメージをもつことを目的としている。

 

 ドローン飛行に際し、必要不可欠な気象に関しても、詳しく解説される。重要箇所は、CG動画も活用しながら学習していく。

 

また、「200g以下のドローン」での練習ノウハウを授業動画で学び、実際に合計10時間以上「200g以下のドローン」を飛行させ、飛行記録をつけていく。

 

※「200g以下のドローン」での練習方法

現時点では、Ryze トイドローン Tello(送信機を含め1万数千円でamazon等でも購入可能)等を使用してでの練習を推奨している。

 

実際に自宅又は自宅周辺等での「10時間以上のドローン飛行実施、記録し、飛行記録」を「2級検定試験・解答用紙」とともに郵送にて提出することが必須条件となる。

 

※1 国土交通省・東京(大阪)航空局へ申請するノウハウ

 

平成27 年12 月より改正された「航空法」に基づきドローンの飛行空域及び飛行方法が規制されている。

空港等の周辺や人又は家屋が密集している地域の上空を飛行する場合には、国土交通大臣の許可が必要である。

夜間や目視外等で飛行を行う場合には国土交通大臣の承認が必要となる。

これらの申請には、「10時間以上のドローン飛行経験」が必要であり、「10時間以上のドローン飛行経験」を何をどのように行うか?をドローン操縦士検定養成課程では、具体的にその方法を提示していく。

 

ドローン操縦士検定2級」では、国土交通省が作成・公開している「無人航空機・飛行マニュアル」に基づいて、何をどのようにどういう順番で行っていけばいいのかを明示していく。

 

2級の検定試験合格のためには、「2級検定試験答案の提出」と「10時間以上の飛行記録」の提出が必須となる。

 

  • 国土交通省へ飛行許可申請の際は、この時に作成した飛行記録をそのまま、10時間以上のドローン飛行経験(自宅周辺で自主的な飛行で可能)記録として提出できる。

 

 

2級に合格した後は……

 

2級合格後は、できるだけ早期に、国土交通省に無人航空機の飛行に関する許可・承認申請書を提出し、日本全国での飛行許可(人口密集地も含む)を取得することを推奨する。

 

取得の際に、DJI社のドローンMavic2 など、自身が使用するメインとなるドローンを購入するのが理想である。

 

 

ドローン操縦士検定1級

 

ドローン操縦士検定1級では、すでに、国土交通省・航空局への申請し、許可済の方を対象とした講座である。

 

業務等でも十分に活用可能な「200g以上のドローン」を十分に操縦できるようになるための講座である。

同時に、iPadのアプリ等を活用した自動操縦のノウハウや、夜間飛行、目視外飛行、物件投下飛行等に関する実践的なノウハウを学びます。

 

1級の検定試験合格のためには、「1級検定レポートの提出」と「30時間以上の飛行記録」と「操作技術を証明する動画」の提出が必須となる。

 

※提出の動画については、保有のドローンに組み込まれたカメラで撮影した動画を提出する。

 

※30時間の中には、2級取得時の10時間の飛行も含む。

 

 

1級に合格した後は……

 

1級合格後は、国土交通省に無人航空機の飛行に関する許可・承認申請書を提出し、日本全国での飛行許可(人口密集地等)だけでなく、目視外飛行などの飛行承認を取得を目指す。